座間市が今月21日、災害時相互応援協定を結んでいる秋田県大仙市と、友好交流都市協定を締結した。2013年に締結した福島県須賀川市に続いて2例目。今後は、市民レベルでの更なる交流拡大が期待される。
秋田県中央部に位置する大仙市は、大曲市と仙北郡7町村が2005年に合併して誕生した。広さは、座間市の約50倍(=約867平方キロメートル)で、人口は8万6433人(2月末日時点)。日本三大花火大会の1つ「全国花火競技大会 大曲の花火」の開催地として全国的に知られる。
座間市とは、「座間市民ふるさとまつり」への出店を通じ、合併前の仙北郡中仙町と交流があった。1998年に同町と結んだ災害時相互応援協定は、合併後、大仙市に引き継がれた。
締結式は21日に大仙市で実施。遠藤三紀夫座間市長と栗林次美大仙市長が調印書にサインを交わし、産業・文化・スポーツなど多分野で持続的な交流を行うことを確認した。
大凧祭で特別企画
市民レベルの交流はこれまで、自治会組織や中・高校生に留まってきた。遠藤市長が式典で「市民同士の幅広い交流を目指していく」と表明したように、今後は市民同士が親睦を深めることが期待される。
5月4日の「座間市大凧まつり」では締結を記念し、色の付いた煙を駆使して模様を描き出す「昼花火」の打ち上げが計画されている。また、座間市がさきごろ初参加を表明した、地方自治体が住民参加率を競い合う「住民総参加型スポーツイベント・チャレンジデー」の対戦相手に大仙市が決定した。開催日は5月27日。
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