加入率が県下ワースト1と低迷する座間市自治会総連合会(渡辺了会長/市自連)が、市への転入者が増加する時期に合わせて今月23日から、市役所で加入促進キャンペーンを開始した。4月3日(金)までブースを設けて、加入を図る狙い。
市自連によると、3月1日時点の加入数は2万9602世帯で、市全体の世帯数の約53%。大和や海老名など隣接自治体が70%を上回っているなかで、座間の加入率は特に低く、県でも最も低い数字になっている。
低迷の背景には、小田急線沿線に建設されたマンション住居者の加入が思うように進まないなどの要因があると同時に、「近所付き合いが煩わしいと感じる人が増えている。『向こう三軒両隣』という考えが薄れつつある」と、渡辺会長は住人意識の変化を感じ取っている。
ブースは、転入届を受け付ける、1階の戸籍住民課近くに設置。期間中は日曜日を除き、市自連役員や理事らがブースに詰めて、訪れた人に対し、自治会の役割やメリットなどを説明する。時間は午前9時から午後4時まで(28日(土)のみ正午終了)。
「その場で加入してもらえれば嬉しいが、まずは市民や行政に自治会の存在をアピールすることが大切」と渡辺会長。市自連ではキャンペーンを始めとする加入促進活動を展開し、2015年度中に加入数3万世帯を目指すという。問い合わせは市自連事務局【電話】046・252・8751。
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