田植えを通じ日本に親しんでもらおうと、座間市国際交流協会(木村功会長)が6月6日、外国人向けの体験会を初開催した。
催しは、相模線相武台下駅近くで田んぼを所有する萩原富美男さん(59)の協力のもと行われた。集まったのは、アメリカ人やネパール人など23人。参加者らは、水を張った広さ300平方メートルほどの田んぼに入り、時おり泥に足を取られながらも丁寧に稲を植えていった。
初の田植えだという、キャンプ座間で働くデアリー・ボウリンさん(43)は、「最初は転ばないよう必死でしたが、慣れると楽しくなりました。田んぼの中はマッサージを受けているみたいで気持ちよかったです」と英語で話した。また、米作りの苦労に触れられたと言い、「お米を作ってくれる人々への、感謝の気持ちが強まりました」とコメントした。
木村会長は「皆さん、楽しそうにトライしていた。天候にも恵まれ素晴らしいイベントになりました」と喜んだ。同協会は収穫シーズンに合わせて、稲刈りの体験会も検討している。
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