市民有志らによる団体「座間あかまつ会」(濱野真一会長)が今月14日、座間市と友好交流都市協定を結ぶ福島県須賀川市の火祭り「松明(たいまつ)あかし」に参加した。東日本大震災の復興支援と交流を目的に、2013年から続く取り組み。会員らが手作りした松明の炎が、須賀川の夜空を朱色に染めた。
戦国末期に落城した須賀川城の戦死者などを弔うため、420年以上前に始まった祭り。あかまつ会では本番に向け、市民協力のもと、10月から座間産の茅や竹を使い松明の製作を進めていた。
当日はあいにくの雨模様だったが、高さ8mの松明は1時間半かけて燃え上がり、会場を沸かした。
浸透を実感
濱野会長は「3回目の参加ということもあって、須賀川市民の皆様にも自然に受け入れられ、(取り組みが)浸透していることを実感しました」と手ごたえを話した。来年も活動を継続する意向で、加えて座間市内で松明あかしをモチーフとした行事を行うことができないか、アイデアを練っているという。
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