プロボクサー井上尚弥・拓真兄弟のいとこで、アマチュアとして全国5冠の実績を持つ井上浩樹さん(23/栗原中央在住)がプロのリングに挑戦する。今月19日のテストでは、前評判通りの実力を発揮し、対戦相手のプロ選手をTKO。来月29日(火)にデビューする。
尚弥選手の影響で、小学3年生の時にボクシングを始めた浩樹さん。高校時代は、兄弟の父・真吾さんが秦野市で経営していたジムに通いながら腕を磨いた。高校卒業後は大学生・社会人としてアマチュアの舞台で活躍。今年10月の和歌山国体を含め、これまでに日本一を5回成し遂げている。
アマチュアとして5冠を達成し、来年や2020年のオリンピック出場も視野に入っていただけに、プロ転向には葛藤があったという。しかし、世界で華々しく活躍する2人の存在が刺激となり、「同じ舞台で戦いたい」とプロ挑戦を決意したという。
来月29日にデビュー
所属は、井上兄弟と同じ大橋ボクシングジム(横浜)。身長178cmで、階級はスーパーライト級。「打たせずに打つ」がモットーのアウトボクサーだ。
デビュー戦は、12月29日の有明コロシアム。尚弥選手と拓真選手が、世界と東洋太平洋の王座防衛戦を行う興行だ。インドネシアのランカーと対戦する予定で、「自分の将来がかかった大事な一戦。次につながる勝ち方をしたい」と意気込んでいる。
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