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座間版 公開:2015年12月11日 エリアトップへ

市立図書館mini・ミニ展 市民「主役」に200回 節目記念し回顧展も

教育

公開:2015年12月11日

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過去のしおりを手にする職員の金井さん
過去のしおりを手にする職員の金井さん

 座間市立図書館で31年にわたり、市民のコレクションや創作物を紹介し続けている「mini・ミニ展」が、このほど200回を迎えた。12月5日からは、展示と図書館の歴史を回顧する「記念展」が開かれている。会期は来年2月4日まで。

 図書館の玄関を入ってすぐ右手、並んでいる2つのショーケースがmini・ミニ展の会場だ。スタートしたのは、開館2年目の1984年。来館者が楽しめるようにと、県立川崎図書館で人気を博していた「ミニ展」に倣ったのが始まりだった。当初は月1度のペースで行われ、展示物は県立川崎図書館から借りていたという。

 地域色が出るようになったのは、約2年が過ぎた頃。市内で珍しい物を収集しているコレクターを探し、協力を呼びかけた。鉄道マニアの小学生が集めた切符、明治時代の教科書や通行手形などに加え、相模川で見つかった珍しい淡水魚ハリヨを水槽に入れて紹介したこともあったそうだ。

 現在は市民手作りの手芸品や絵画を展示することが多い。「市民が作品を発表する場になれば」と話すのは、開館時から企画に携わっている金井雄二さん(=人物風土記に関連記事=)。「出品者は100人を超えると思います。今では出品を希望する人も多くなった」と手ごたえを話している。

二本立て

 記念展は、同展と図書館の歴史を紹介する「二本立て」。出品物の解説を兼ねた職員お手製の「しおり」や、50回と100回の時に作った記念誌などが並ぶ。図書館の歴史を振り返るコーナーでは、開館を伝える新聞や広報の切り抜き記事に加え、当時使われていた看板も飾っている。

 同館(【電話】046・255・1211)は月曜休館。金井さんは「懐かしい写真や記事が数多く展示されています。ぜひ多くの人に見て欲しいです」と来館を呼びかけている。

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