明治から昭和初期にかけて活躍した座間出身の書物研究家・斎藤昌三氏に関する企画展が、ハーモニーホール座間で催されている。会期は12月23日(水)まで。
齋藤氏は入谷の生まれで、18歳までを座間で過ごした。青年時代から書物への関心が強く、40代の頃に「書物展望社」を創設。竹や封筒など一風変わった素材を用いる「特殊装丁」の本を数多く手掛け、当時の文学界に影響を与えた。また、所有者を明らかにするため本に貼り付ける「蔵書票」の研究家としても評価されている。
企画展は、斎藤氏の業績を市民に広く周知する狙い。特殊装丁本や蔵書票について、市立図書館所蔵のコレクションを交えながら展示している。月曜休館。問い合せは市生涯学習課【電話】046・252・8431。
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