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座間版 公開:2015年12月18日 エリアトップへ

市妊婦歯科健診に協力する市歯科医師会の会長を務める 櫻田 弘行さん 入谷在勤 56歳

公開:2015年12月18日

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患者に寄り添う「町医者」

 ○…虫歯などになりやすいとされる妊婦を対象にした歯科健康診査。座間市とタッグを組んだ同制度が始まって、2カ月あまりが経過した。市歯科医師会ではこれまでにも行政と協力しながら、子どもや成人、口腔がんなど健診事業に注力。会員数46人と、県内の他自治体と比較して決して多くないなかで、「健診の充実」に努めてきたという。妊婦健診についても「健診が、生まれてくる赤ちゃんの歯の健康を考える第一歩になれば」と期待している。

 ○…1990年から、市内入谷で歯科医院を営んでいる。「私は学者ではなく町医者です」と語るように、患者に密着した医療を提供してきた。日進月歩とも言えるスピードで技術や製品が変化するなかで、心がけているのは「すぐに飛びつかないこと」だとか。患者に寄り添う「町医者」として、慎重な姿勢を重視している。

 ○…歯科医院の院長、市歯科医師会の会長、県歯科医師会の委員、衛生士専門学校の講師など履いている草鞋は数多い。役職を多く兼任し多忙な日々を過ごすからからこそ、休日はできる限りスイッチをオフにする。勧善懲悪でわかりやすく、ハッピーエンドが多い時代劇などを観て、リラックスするそう。「悲しくなるドラマはあまり見たくない。時代劇は内容が分かりやすくて、結末が安心できるんですよ」と優しい表情で話す。

 ○…会長に就任したのは2013年。53歳という若さで大役を任され、気付けば3年が経った。今の課題は高齢化社会への対応。そのために同会は、今年度から要介護者を対象とした「在宅歯科医療地域連携室」を立ち上げた。いわゆる訪問診療だが、患者が寝たきりだったり、意思疎通が難しかったりと難点も多い。しかし、「最初の一歩を恐れないことが大事」だとして、着実に事業を進めていく考えだ。市民の歯の健康を守る組織の長として、日々行動し続けていく。

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