「第11回ざま再発見写真コンテスト」の審査結果がこのほど発表され、今井貴之さん(40歳/四ツ谷在住)の「春支度(はるじたく)」(=写真=)が最優秀賞に輝いた。
市内の風景や文化財などを被写体として、新たな座間の魅力を見つけようというコンテスト。市民に郷土愛を育んでもらおうと、市教育委員会などが主催している。今回は11月に作品を募り、46人から255点が集まった。
「春支度」は、今年2月に新田宿グラウンド近くで撮影したもの。奥にそびえる雪化粧の丹沢山と、手前に位置する古びたトラクターを収めた作品だ。「青空が広がっていて、とてもきれいな風景でした。心惹かれて、自然と撮りたくなったんです」と撮影時を振り返る今井さん。「春支度」という題名は、奥さんと一緒に考えたという。
同コンテストの最優秀賞受賞は初。「最初聞いたときは驚きましたけれど、今は率直にうれしいです」とコメントした。
入賞作品と撮影者は以下の通り
▽最優秀賞/春支度・今井貴之▽優秀賞/黄昏の駅・王猛/秋の競演・斉藤幸子▽入選/秋の圏央道・清水和貴/竹林の木漏れ日・石井敬一郎/マリーゴールドのジュータン・野島誠一郎/濃霧の遊水地(1)・土金利光/蟹が沢(晩秋)・佐藤康子/舞い上がれ!・佐藤一/初めての経験・西辻豊/夕景の大山・寺田昌弘/夏祭り・堀米和夫/ひがん花・清水春男/目久尻川の秋・猪腰保子/朝霧の散歩道・八代一二▽教育長賞(中学生の部)/桜の中を駆け抜けるロマンスカー・牛田匠海
※敬称略
座間版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|