新年まで残り2週間あまりとなった今月16日、鈴鹿明神社(入谷/古木章祐宮司)の御社殿のしめ縄が取り替えられた。氏子ら約45人で構成される「鈴鹿明神社しめ縄奉納同志会」(野口利夫会長)が奉納した。
同会は1993年に発足した団体。入谷の田んぼで餅米を育てて、収穫した稲の藁を使ってしめ縄を作っている。
16日は、会員30人ほどで作業を実施。直径15cmほどの藁の束3本を、よじりながら重ね合わせて、長さ約5・5mのしめ縄を完成させた。
野口会長は「この伝統を、これから先も続けていきたい」とコメント。古木普総(ゆきふさ)禰宜は「鈴鹿明神社は地域に根付いた神社。氏子の方々が、地元で育てたもち米からしめ縄を作り、奉納してくれることに感謝しています」と話した。
氏子お手製のしめ縄は、御社殿のほか、鳥居や手水舎などにも飾られた。
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