プロボクサー・井上尚弥さん(22/栗原中央)と弟・拓真さん(19/同)が12月29日(火)、東京の有明コロシアムで初防衛線に挑む。この興行では、2人のいとこにあたる井上浩樹(こうき)さん(23/同)もプロデビュー。3人の「井上選手」が年末の大一番で勝利を飾ることができるか、期待がかかる。
WBO世界スーパーフライ級王者の尚弥さんは約1年ぶりの試合。同級1位のワルリト・パレナス選手(フィリピン)と戦う。今年7月に東洋太平洋スーパーフライ級王座を奪取した拓真さんは、同級1位のレネ・ダッケル選手(同)と対戦する。ともにベルト防衛を目指す。
高校から社会人にかけてアマチュア5冠という実績を持ち、11月にプロ転向を果たした浩樹選手。階級は、兄弟よりも重いスーパーライト級。インドネシアのランカーのアリフ・マウド選手を相手に、プロ初勝利を狙う。
3人で切磋琢磨
トレーナーにあたる父・真吾さんの指導のもと、小学生の頃からボクシングに取り組んでいる尚弥さんと拓真さん。浩樹さんも尚弥さんから影響を受けて、小学校3年生から始めた。いとこ同士で、お互いの家が近いこともあって仲が良く、選手としても切磋琢磨してきた。
現在は3人とも、大橋ボクシングジム(横浜市)に所属。ジムでのトレーニングに加え、市内でランニングなど一緒に練習しているという。
尚弥さんの試合は、同日午後7時からフジテレビ系列で生中継される予定。
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