神奈川県が主催する第3回「いのちの授業」大賞の優秀賞に、市立相武台東小学校(小井田由美子校長)の丸(まる)陶子さん(5年)と渡邉紀代(みちよ)養護教諭が選ばれた。1月30日には関内ホール(横浜市)で授賞式が行われ、受賞者に黒岩祐治知事から賞状が贈られた。
同賞は、いのちを大切にする心や思いやりの心をはぐくもうと、県が推進する「いのちの授業」に基づき行われる。授業を受けた児童・生徒がその感動を作文にし、応募する。今年は4284作品が寄せられ、大賞など10作品が選ばれた。
渡邊教諭が「いのちのかくりつ」についての授業を行ったのは昨年10月。プロスポーツ選手になれる確率や、宝くじに当たる確率を紹介したうえで、数ある中から特定の卵子と精子が出会って結ばれる「1200億分の1」という確率について紹介した。
丸さんはこの授業を受け「私なりに、自信を持てるようになりました」と記している。また、奇跡的な確率で自分を産んでくれた母や、同じく奇跡的な確率で生まれ、自分を日々支えてくれる姉に対する感謝の気持ちに触れている。
丸さんは「はじめに受賞を聞いたときは、本当に驚きました。家族も喜んでくれました」と話した。
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