卒業生を綺麗な「花道」で送り出そうと、栗原小学校に子どもが通う父親有志が今月6日、同校渡り廊下に塗装を施した。=写真
企画したのは、父親で構成される団体「おやじの会」設立を目指す保護者ら。おやじの会は、ひばりが丘小や中原小で組織されており、同校でも4月設立を目標に準備が進められている。ペンキ塗りは発足に向けた事業で、卒業式や入学式で生徒が歩く、校舎と体育館の渡り廊下を塗り替えることになった。
1月から学校を通じて協力者を募り、この日は子どもや教員も含めて約40人が集まった。参加者は「塗装が長く保つように」と、錆び付いた部分をタワシでそぎ落とした上で、錆び防止のペンキを塗るという「下地処理」を実施。その上から仕上げとして、ベージュ色の塗装を施した。
発起人の1人は「参加人数は予想以上。学校や地域に関心のある父親たちが多いということを実感しました」と手ごたえを話した。
設立は4月の見込みで、その後は運動会やPTA祭りなどに合わせて事業を行う考えだという。「『やれる人がやれる時に出来ることを』をモットーに、父親パワーを発揮できるよう活動したい」と発足に向けて意欲を示していた。
市立小学校の卒業式は今月23日(水)に執り行われる。
座間版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|