64品種220本の桜が植えられている「相模が丘仲よし小道」(通称/さくら道)で、緑道を訪れた人に桜の開花時期や植栽位置などを教える「さくら案内係」の試験運用が、先月から始まった。企画するNPO法人さくら百華の道(坂本文彦理事長)では、来訪者のニーズを把握し、今後の本格運用を検討する考えだ。
相模が丘の住宅地を南北に抜ける1・6Kmの緑道。2011年度から4カ年で、古くなった桜の植え替えや歩道整備が行われた。「再生」に合わせ、緑道を維持・管理する同法人が着手したのがガイドの育成。「遠方から来る人も予想されるなかで、その受け入れ態勢を整えたかった」と坂本理事長。整備完了前の2013年に、市民からボランティアを募った。今は60〜70代の男女およそ10人が名を連ねている。年2回行う勉強会では、植えられている品種ごとの開花時期、色や形状の特徴、植栽場所などを学んでいる。
試験運用では、知人や関連団体を招き「案内役」の練習を進めている。2月に始まり、これまでに4件案内したという。ボランティアのまとめ役を担う藤田秀雄さん(70)は「(緑道は)一般的な観光地とも違う。訪れた人が何を望み、私たちボランティアが出来ることは何なのか考えたい」と話している。
問い合わせはさくら亭【電話】042・746・7610。
座間版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|