自治会・教育機関・企業などから5万2906人が登録し、今年1月23日に市全域で実施された防災行動訓練「シェイククアウト」の報告会が、今月19日にハーモニーホール座間で行われた。座間市のアンケート調査に回答した団体のうち約97%が、「来年も実施したい」と考えていることが分かった。
シェイクアウトは事前登録型の訓練。登録者は1月23日午前11時、または同月内(1日〜3日除く)に、大地震が発生したと想定し、頭を守るなどの安全行動をとる。任意で安否確認や初期消火などを追加する「プラス1訓練」も行う。
アンケートには保育園や幼稚園、学校、自主防災組織、企業など79団体が答えた。来年の参加意思を問う設問について、62団体が「安全行動とプラスワン訓練を実施したい」、9団体が「安全行動訓練のみ」と回答。「日付を変えて実施したい」が6団体となった。「必要性について再度検討してから決める」「参加しない」がそれぞれ1団体。
また、訓練開始を告げる防災行政無線のサイレンについて、昨年までは「屋内で窓を閉めていて聞こえなかった」という声が多かったものの、今年は11%までに減少。市では、昨年12月に子局(屋外スピーカー)を15カ所増設したことが要因と分析していた。
シェイクアウトは来年も1月23日に実施される予定となっている。
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