例大祭(8月1日)や宵宮祭(7月31日)を、威勢の良い太鼓を打ち鳴らして盛り上げるのが「祭り囃子(ばやし)」だ。鈴鹿明神社の例大祭には、皆原(みなばら)・星の谷・鈴鹿長宿、3地区の保存会が登場する。
本番まで2週間あまりの今月16日、座間駅からほど近い皆原公民館に15人ほどの子どもたちが集まり、祭り囃子の練習に汗を流した。指導するのは、40年以上の歴史を持つ「皆原はやし保存会」(奥津彌太郎会超)の会員ら。指導者の年齢層は、20〜30代の「ママ世代」から70代の「シニア世代」まで幅広い。「3世代で参加している人も多いんですよ。私の家もそうです」と奥津会長。親から子へ、そして孫へと、皆原独自のリズムが受け継がれているという。
本番に向け、6月から毎週土日に練習を行っている。母親の影響で祭り囃子が好きになったという鈴木のぞみさん(小学校5年)は、「当日はみんなで力を合わせて精いっぱい叩きたいです」と意気込む。奥津会長は「地元の子どもたちが一生懸命頑張っています。ぜひ多くの人に見てほしい」と呼びかけている。
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