座間市の友好交流都市にあたる福島県・須賀川市で約60年にわたり親しまれ、昨年リニューアルされた「須賀川小唄」。この唄を市内で広めようと、座間市民踊連盟(安本文子会長)が7月15日、須賀川出身のプロ歌手・嶋ひさおさん(相模が丘)がハーモニーホール座間で開いたコンサートで、踊りを市内初披露した。
小唄は、須賀川市の新聞社が市制施行を記念して1954年に製作した。誕生から60年が経ち、地元の文化団体が昨年、伝統文化の継承を目的として振りを付けるとともに、新たに楽譜を作成。歌は、須賀川市でコンサートなどを行っている嶋さんが引き受けた。
今回のきっかけは、5月の大凧まつり。同連盟で指導者を務める長谷川より子さんが、須賀川市職員などから「ぜひ座間でも踊って欲しい」と打診されたそう。披露する機会を思案していたところ、かねてから交流があった嶋さんが関わっていることを知り相談を持ちかけ、コンサートに出演する運びとなった。
この日は同連盟の会員らが、嶋さんの歌に合わせて、約1カ月に及ぶ練習の成果を発揮した。長谷川さんは「今後もふるさとまつりなどで踊りたい」と更なる普及に意欲を見せていた。
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