来場を呼び掛けている加藤さん
「座間ゆかりのミュージシャンが地元で活躍できる環境をつくりたい」――。市内栗原在住の加藤隆夫さん（66）は６年前に「ざま産アーティストを応援する会」を立ち上げ、音楽イベントの企画・運営を手掛けている。あす10月22日（土）にはハーモニーホール座間小ホールで、同会にとって過去最大規模になるというコンサートを開催する。
市民オペラ合唱団に参加するなど、自身も音楽活動をしている加藤さん。座間と関わりがあり、都内などで活躍するプロの音楽家を応援し、その素晴らしさを多くの市民に知ってもらいたいとの想いから活動している。
これまでに神社やイタリア料理店を会場として、市内在住のソプラノ歌手やジャズシンガーなどのコンサートを企画してきた。「地元から支援する機運を高められれば。いつか、オールざま産アーティストのチャリティイベントを開きたいんです」と夢を語る。
22日は、座間ゆかりのボーカリスト・天白（てんぱく）由起さんがリーダーを務めるコーラスグループ「ＳＵＩＴＥ（スイート）ＶＯＩＣＥ（ボイス）」と、中南米の民俗楽器アルパの奏者・塩満友紀さん（相模が丘出身）が出演する。加藤さんは「ベテランならではの、艶のあるハーモニーが魅力のスイートボイス。塩満さんは、これからのラテン音楽界をリードする実力を持つホープ。多様な音楽を一度に楽しむことのできる機会です。ぜひ多くの人に来場して欲しい」と呼びかけている。
午後２時開演。チケット（３千円／全席自由）は会場で販売する。問い合わせは加藤さん【携帯電話】０９０・１５４７・７４４８。
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