「の小フレンドパーク」を開催する相模野小学校PTAの会長 関川 幸治さん 小松原在住 46歳
頼まれ事、人生の糧に
○…「子どもたちに遊ぶ場所を提供したい」「親子の交流を育みたい」――。そんな想いを抱き、相模野小学校おやじの会と協力しながら準備してきた「の小フレンドパーク」が、あす11月12日に同校で開催される。今後も定期的に開く予定で、12日はその第一歩。「初めてだから、どれだけの人が集まるのか未知数。まずは子どもたちが楽しんでくれれば」。期待を胸に初日を迎える。
○…同校PTAに携わり5年。会長職は、規則で3年目の今年が最後になる。ここ5年は、1年間の事業計画が決まるとスケジュールに落とし込んで、自営する害虫駆除の仕事と両立してきた。運営面で大きな支えとなっているのが、母親たちの存在。そのアイデアと行動力が存分に発揮されるよう、メンバーをまとめる。「最大のテーマは、子どもの笑顔。のびのびと学校生活を送れるよう、みんな頑張っています」と児童のことを第一に一致団結してきた。
○…大和市の生まれで、18年前に座間市に移り住んだ。小学5年になる娘とは、2人だけでよく外出するほど仲良し。応援する横浜DeNAベイスターズの試合をスタジアムで一緒に観戦し、2人揃って好きだというアーティスト「SEKAI NO OWARI」のライブにも足を運ぶ。「知り合いから娘が相手をしてくれないなんて話も聞くけど、今のところは大丈夫そうです」と顔を綻ばせる。
○…「誰かに頼られたら、まずは自分が何を出来るか考えます」。36歳から45歳まで所属していた市消防団とPTA、いずれも知人から誘われて参画するようになった。忙しいからとすぐ断るのではなく、打診を前向きに捉えて判断してきたという。振り返れば活動で得たものは大きく、特に地域での人脈はかけがえのない財産だ。「誘いを断っていたら出会えなかった人ばかり。たくさんの『仲間』が出来ました」と目を輝かせながら語った。
|
|
|
|
|
|