厚木保健福祉事務所は11月11日、管轄する5市町村で第44週(10月31日から11月6日)にインフルエンザの定点あたり報告数が流行開始目安の1を超える1・24を記録したと公表した。これは過去5年で最も早い時期での流行となる。
同所は座間市、厚木市、海老名市、愛川町、清川村を管轄しており、5市町村の定点医療機関17院で感染症の発生状況を調査している。インフルエンザの報告数は、第44週で定点あたり1・24(21例)と、第43週の0・35(6例)から大幅に増えた。
昨シーズンは1月に入ってから定点あたり報告数が1を超えたため、約2カ月早い流行となる。過去5年を見ても、2012年が第51週(12月17日〜)、13年が第49週(12月2日〜)、14年が第48週(11月24日〜)と、今シーズンの流行が最も早い。
同所担当者は、例年よりやや早まった流行の原因はわからないとしながらも「これから発生が増える。動向をみていこうと思う」と話している。
立野台小で学級閉鎖
市内では、立野台小学校の1年2組が11月16日から18日まで学級閉鎖となった(11月15日現在)。インフルエンザは、感染している人の咳やくしゃみに含まれるウイルスを直接吸い込むことや、ウイルスが付着した手で目、鼻、口を触れることで感染するとされている。同所は手洗い・うがいの徹底や、マスクの着用などで予防するよう呼びかけている。
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