座間市いっせい防災行動訓練「シェイクアウトプラス1 2017 in ZAMA」が1月23日、市内各地で行われた。
この訓練は、地震によって引き起こされる家具落下などから身を守るため、「【1】まず低く【2】頭を守り、【3】動かない」の3つの防災行動を実施するもの。5回目の今年は過去最多となる5万3115人が参加登録。震度6強の大地震を想定して行われた。座間市役所では午前11時に照明が消え、来庁者や職員は机の下に隠れるなどして身を守った。
シェイクアウトの直後には、災害対策本部の開設訓練も市役所3階で行われた。消防や警察、陸上自衛隊関係者らの協力のもと、被害状況を整理。本部長の遠藤三紀夫市長が友好交流都市の福島県須賀川市、秋田県大仙市に援助を電話で要請した。
また、今年は須賀川市の職員がはじめて視察に訪れた。緊張感漂う訓練の様子に、同市職員の岡部敬文さんは「本番さながらの訓練で、東日本大震災を思い出しながら見ていた。お互いの訓練で連携していけたら」と今後の展望を語った。
遠藤市長は「あらゆる場面を想定して、次の対応を考えたい。少しでも備えになれば」と話した。
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