第30回都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会2017に出場する神奈川県選抜チームに、相模中学校2年生の御林広樹さん(14歳/相模が丘在住)が選出された。
大会は3月28日(火)に横浜文化体育館や川崎市とどろきアリーナなどでリーグ戦が行われた後、29日(水)と30日(木)の両日に東京体育館で決勝トーナメントが行われ、日本一を争う。
県選抜チームは12人選出され、御林さんは初めて選ばれた。強化練習試合では、U―16日本代表の田中力さん(横須賀市)などと共に中心選手としてチームを引っ張る。御林さんは県選抜初選出に「まさか選ばれるとは思わなかった。出場するからには日本一を目指したい」と意欲を語り、土日も休まず毎日練習を重ねているという。
神奈川県選抜チームの予選リーグは28日、横浜文化体育館で行われ、初戦は宮崎県選抜と戦い(午前10時50分から)、第2戦は鳥取県選抜(13時半から)と対戦する。3チームのリーグ戦で、トップに立った1チームが翌日の決勝トーナメントに進む。
バスケ経験2年で選出
御林さんは相模中学校バスケットボール部に所属する。ポジションはリバウンドで競り勝ち、守りの要となるセンターで、身長の高さが求められる。
バスケを始めたのは中学に入学してからで、バスケ経験は約2年と短いが、選出の理由については「入学した時から背が高く身長が184センチあるので、高身長を生かしたプレイが評価されたと思います」と話す。県選抜チームには同じボジションの選手が、ほかに3人おり、そこでのポジション争いも自身の成長につながっているという。
また、小学生の時はフットサルをしており、スペースや体の使い方など似ている点が多く、バスケに馴染めたという。バスケの面白さについては「パスがつながってゴールが決まった時に、みんなで喜ぶ瞬間が楽しい」と語る。
将来の夢はプロ選手
新チームになって挑んだ今年の県大会ではベスト8まで進むなど、市内でも強豪と言われる相模中バスケ部。最大の目標としては、8月から地区大会が始まる全国中学校バスケットボール大会で、そこでの好成績を目指している。御林さんは「昨年は県央ベスト16で敗退してしまったが、今年はそれ以上を目指したい」と意気込む。
将来の夢については、「プロバスケリーグのBリーグのチームに入り、中心となって活躍できる選手になりたい」と語る御林さん。「Bリーグでは、横浜ビー・コルセアーズやアルバルク東京が好きなチームです」と笑顔で話した。
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