東京手描友禅の伝統工芸士である佐波古(さはこ)直明さん(立野台在住)は4月14日、制作した手描友禅作品を市に寄贈した。寄贈されたのは、市の花「ヒマワリ」と市の伝統行事「大凧」を描いた染額2点。
佐波古さんの作品「ヒマワリ」は2013年、須賀川市との国内友好都市協定締結の記念品に採用された。「大凧」は15年、大仙市との友好都市協定締結の記念品に採用されている。
市長応接室を訪れた佐波古さんは、遠藤三紀夫市長に作品を手渡した。遠藤市長は「庁舎内にしっかり、友好都市であるということをこめて展示させていただきます」と話した。佐波古さんが「大凧は市制20周年のときの祭りを忠実に再現したもの」と説明すると、遠藤市長は「ヒマワリは市内だけでなく全国的に有名になっている」と語るなど、作品談義に花が咲いた。
また、先月にハーモニーホール座間で開いた佐波古さんの個展にも触れ、遠藤市長は「とても素晴らしかった」と話すと、佐波古さんは「おかげさまで多くの方に来て頂きました。最初は手描友禅を仕事にして生活できるかなという思いで始めたが、奥が深くどっぷりとはまっている」と答えていた。個展は8日間で、1800人以上が来場し、作品を鑑賞した。
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