(有)座間交通(加藤真一代表取締役)のタクシー運転手・横田久さん(69)が還付金詐欺を未然に防いだとして、5月17日、座間警察署から感謝状を贈られた。
横田さんは4月27日、70歳代の夫婦を乗客としてATMまで運んでいた。会話に花を咲かせていたところ、女性から「座間市から還付金がある」との電話を受けた話を聞き、不審に思ったという。市へ確認を取るよう促すと、電話で名乗っていた担当者は在籍していないことが発覚。目的地近くの同署へ夫婦を送り届け、詐欺を防いだ。
春田政之署長から感謝状が手渡されると、横田さんは「ここまで大ごとになるとは思わなかった。被害が無くてよかった」と話した。
社として3度目
座間交通の社員が詐欺を防ぎ同署から感謝状を贈られたのは3度目。いずれも過去3年の間に発生しており、ドライバー歴5年の横田さんもニュースなどで詐欺の増加を実感していたという。加藤代表取締役は「事故防止だけでなく、これからも協力していけたら」と話す。
春田署長は「特殊詐欺は連日発生しており、手口も巧妙になっている。おかしいと思ったら、話しかけるようにして」と協力を呼びかけた。
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