相模川での鮎釣りが6月1日に解禁された。相模川漁業協同組合連合会が5月27日に各地で「試し釣り」を行った結果、天然モノと呼ばれる”良型”の鮎が多いことや、相模川全体で釣果が良かったことから、「例年以上に豊漁。この時期としては最高」と話す。
初夏の風物詩である相模川の「鮎釣り」は毎年6月に解禁され、市内外から多くの釣り人が訪れる人気イベントになっている。
今年の鮎の遡上は、相模大堰で4月3日から約2カ月にわたって観測され、今年は1400万尾の遡上が見られた。これは1999年から行われている統計の中でも、上位にくいこむ数となった。同会は「肉付きが良く、成長していけばさらに楽しめるはず」と話す。
主に座間市の流域を管轄する相模川漁業協同組合(佐藤真徳組合長)は、新田宿で試し釣りを実施。組合員3人が、釣り針を川底にはわせる”ころがし”と呼ばれる手法で主に行い、2時間ほどで300尾以上の釣果があった。
連合組合の6組織中で最も多い結果に、佐藤組合長は「新田宿が一番多くなるのは珍しい。今年は天然モノの溯上が多い一方で、鮎のエサ場が少なくなり、例年と比べ小さい」と話す。
鮎釣り期間は10月14日までで、シーズン中も鮎の放流が行われるという。釣りをするために必要な遊漁権(1日券1500円)は川沿いのコンビニなどで販売されている。問合せは同漁協組合【電話】046・210・3033へ。
座間版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|