神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
座間版 公開:2017年6月9日 エリアトップへ

株式会社マグトロニクス 近代乗馬クラブに馬を寄贈 元競走馬「ロマンシーズ」

社会

公開:2017年6月9日

  • LINE
  • hatena
草薙代表(左から2人目)に目録を手渡す菅会長(同3人目)と両者を紹介した関係者など
草薙代表(左から2人目)に目録を手渡す菅会長(同3人目)と両者を紹介した関係者など

 東原に本社を構える株式会社マグトロニクスはこのほど、同社の菅實会長が所有する元競走馬のサラブレッド「ロマンシーズ」を座間近代乗馬クラブ(栗原)に寄贈した。市などが両者の仲を取り持ったことで実現したもので、5日に市長応接室で寄贈式が行われた。

 菅会長が同馬の寄贈を思い付いたのは、常日頃地域貢献をしたいと考えていたことと、ロマンシーズが競走馬として長年活躍していたことから、地元で地域の人に愛されながら、ゆっくりと過ごして欲しいとの思いがあったからだという。

 電子機器や通信機器などの製造販売を行う同社は以前にも、自動体外式除細動器(AED)10台を市に寄贈するなど、地域貢献を行っている。今回も、菅会長は、市内唯一の乗馬クラブである座間近代乗馬クラブを含め寄贈先を探していた。

 その後、遠藤三紀夫市長や地元関係者などに相談したところ、同クラブの草薙真一郎代表取締役を紹介され、寄贈することとなった。菅会長は「直接話すよりも紹介してもらい、話がスムーズに進んで良かった」とほっとしたように語る。

 寄贈式には、菅会長と同社の菅正彦代表取締役社長、遠藤市長、草薙代表のほか両者の仲介に協力した芥川薫県議会議員や大和青年青色申告会の曽根壽太郎会長も出席した。同クラブの草薙代表は「寄贈は大変光栄なこと。まだ、馬を見ていないが、馬の特性に合った方向で活躍してほしい」と期待を寄せる。

 ロマンシーズは13年10月26日、東京競馬場で行われたレースに出場、4戦目にして初勝利を挙げた。1年程前から兵庫県園田競馬場で活躍していたが、先月屈腱炎を発症し引退した。

 寄贈式では、初勝利した際に騎乗していた、柴田善臣騎手らとともに東京競馬場で撮影した記念写真も草薙代表に手渡された。

現役時代のロマンシーズ=株式会社マグトロニクス提供
現役時代のロマンシーズ=株式会社マグトロニクス提供

座間版のトップニュース最新6

交通拠点設置を目指す

相武台南口

交通拠点設置を目指す

行政・地域協力し実現へ

1月31日

花壇活動続けて20年

さがみ野

花壇活動続けて20年

「孫誕生がきっかけで」

1月31日

9年ぶりの頂点目指す

9年ぶりの頂点目指す

東海大相模 春の選抜出場

1月31日

戦闘機「雷電」の部品発見

戦闘機「雷電」の部品発見

所有者から市に寄贈

1月24日

「凧」通して地域と交流

座間養護学校

「凧」通して地域と交流

座間市大凧保存会と

1月24日

3月6日オープン

市内初映画館

3月6日オープン

最新鋭の映像機器導入

1月17日

あっとほーむデスク

  • 11月8日0:00更新

  • 11月16日0:00更新

  • 4月20日0:00更新

座間版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2020年1月31日号

お問い合わせ

外部リンク