座間在住の渡邊怜生(れい)選手(西中2年)が8月11日、東京武道館で行われた第55回関東地区空手道選手権大会に出場、組手競技の部で優勝に輝いた。11月に開催される全国大会の出場を決め、日本一の目標を掲げている。
渡邊選手が出場したのは、全国約55の会派・団体が加盟している日本空手道連合会が主催する空手の大会で、中学2年生男子組手競技の部。約20人が出場した関東地区大会は、全国大会の予選も兼ねている。渡邊選手は空手の流派の一つ「糸洲会」の錬心塾に小学3年生の頃から通い、様々な大会に出場している。
中学2年生の渡邊選手は、夏休み中ということもあり塾に通うなど練習をする時間がほとんど無かったというが、前日に父親の久宣さんと、同じ道場に通う弟の翔生(しょう)君と3人で練習を重ね調整を行った。
昨年は途中敗退だったが、今大会は決勝まで進んだ渡邊選手。決勝の相手は昨年の大会を制した相手だった。しかし、渡邊選手は道場での稽古の他、道場出身の先輩が通う高校で稽古を行い、新たな技を習得するなど腕を磨いていた。「道場での稽古や先輩に教わったことが自信になっていた」と試合に臨み、見事前回チャンピオンに勝利した。
優勝とともに全国への切符を手にし、「仲間や家族が応援してくれて嬉しかった。先輩に教わった技も決まったし、指導してくださる道場の石井師範のおかげでもあります」と感謝の気持ちを表した。
全国選手権大会は11月4日(土)、大阪府立体育会館で開催される。東海、関西、九州など関東を含む6地区から上位選手が出場する。道場や先輩が通う高校、自宅で稽古を重ねている渡邊選手は「短期集中で練習を重ね、全国大会ではトップに立ちたい」と意気込みを語った。
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