現代アートを気軽に楽しめる「女子美術大学大学院生による現代美術展」が9月5日(火)から14日(木)、ハーモニーホール座間で行われる。座間市教育委員会主催。10日(日)には出展者によるギャラリートークも開かれる。
今年で5回目となったこの美術展は、多岐にわたる現代美術の魅力を市民に知ってもらうことがねらい。今回のテーマは「フィルター〜思考のよりぬき〜」。現代美術の核となる、作家の思想や視点の違いを分かりやすく鑑賞できる内容となっている。
出展者は同大大学院博士前期課程美術専攻洋画研究領域1年の伊藤夏実さん、西川絵里さん、松島千晶さん、米田称侑さんの4人。会場には平面作品や立体作品が並ぶ。作家の視点を理解するため、それぞれの生い立ち紹介や嗜好品なども資料として展示される。
「同い年の4人でも全然違う点に注目してもらえたら」と米田さん。松島さんは「突き離さないであえて説明していきたい」と話す。
展示作品は新作ばかり。西川さんは「空間にこだわった」と充実感を漂わせる。伊藤さんは「それぞれの視点・フィルターを楽しんで」と呼びかけている。
午前9時半から午後5時(14日は4時まで)。11日(月)休館。10日(日)午後1時半からは出展者のギャラリートークも行われる。入場無料。問合せは同委員会【電話】046・252・8476。
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