18日に開催する「社協福祉まつり」を案内する特別号にイラストを描いた 椎名 麻花(あさか)さん 広野台在住 34歳
趣味生かし、盛り上げ役に
○…座間市社会福祉協議会が発行した「第34回社協福祉まつり」開催を告知する特別号のイラストを、同会から依頼され描いた。福祉関係者が販売するうどんやかき氷、焼きそばなどのほか、ざまりんや会場となる市役所周辺の絵を温かみのあるタッチで描いている。「福祉関係のイベントなので親しみを持ってもらうようにしました」。制作期間は約1カ月。レイアウトや文字の色なども助言し、「お祭りに来てくれた方が、分かりやすいって思ってくれていたら嬉しい」と微笑む。
○…グラフィックデザインの仕事をしていたが、出産を機に退職。その後、「自分の能力を少しでも生かしてみたい」と子育てカレンダーや子育て情報誌ざまっぷの編集に携わり、やはりイラストや漫画を担当していた。「子ども同士、お母さん同士が仲良くなって、子育ての情報も知ることが出来て良かった」とボランティア活動を振り返る。「何よりもやりがいが得られるのが大きいですね」
○…開成町の出身。結婚後、座間に住み約6年。夫と共に6歳の長男と4歳の長女を育てる。仕事に復帰したい気持ちもあるが、「子どもたちと多く過ごせるのは、小さい時だけかもしれませんからね」と優しい母親の眼差しに。手作りのアクセサリーを作るのも楽しみの一つだ。「KOYA手芸部」というサークルを友人と立ち上げ、フリーマーケットに参加してはアクセサリーを販売している。
○…ボランティアに携わった経験を生かし、市が行う講座の講師を務めたこともある。今月22日には、「こころの育児サロン」という講座に、再び講師として参加する。「頼まれたものは拒まず、じっとしていられない性格」と苦笑する。しかし、「いろんな活動をすることで、友達と出会えたことがとても貴重です」ときっぱり。「時間が取れたら一旗揚げて、楽しいことがしてみたい」。出会った繋がりを生かし、周囲を盛り上げていく構想を描く。
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