座間市が友好交流都市協定を結ぶ福島県須賀川市の伝統行事「松明(たいまつ)あかし」に、手作りの松明で参加している市民団体「座間あかまつ会」(濱野真一会長)。
今年も11月の松明あかしに5回目となる参加を決め、松明作りを始めている。10月8日には相模が丘小学校で作業を実施した。
8日の作業は同会メンバーを中心に、同校と相模が丘小PTAの協力のもと行われた。季節外れの暑さの中、参加者は竹と金具を使い高さ8mほどにもなる松明の骨組みを作り=写真、中に詰め込む茅の収穫も行った。
須賀川の松明あかしは420年以上続いている、日本三大火祭りの一つ。同会は、東日本大震災で大きな被害を受けた同市を支援するため2012年に発足。両市の交流も兼ねて、祭りに参加している。
同会は11月11日(土)の祭りに向けて、10月22日(日)、28日(土)にも作業を行う予定になっている。濱野会長は「友好都市の証として、そして震災を風化させないために続けている。今年も友好のシンボルとして松明を掲げたい」と話していた。
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