第5回全日本小中学生ダンスコンクール全国大会(朝日新聞社主催)が10月14日、川崎市とどろきアリーナで行われ、相武台にある「サイ・ダンスフィールド」(主宰/濱島彩子さん)所属の4チームが金賞を獲得した。小・中学生部門オープン参加の部に出場し、3大会連続の金賞を受賞。同スタジオから複数のチームが金賞に輝くのは、初めてとなる快挙を成し遂げた。
サイ・ダンスフィールドに所属し、全国大会で金賞に選ばれたのは、中学生部門の「LUCIA」と「A.Dash」、小学生部門の「ちっくたっく」「N.E.S.T CREW」の4チーム(それぞれオープン参加の部)。同スタジオでは、昨年と一昨年にも中学生部門で出場したチームが金賞を獲得しているが、出場した4チームすべてが金賞という成績を収めた。
今回の全国大会には、東日本・東海・西日本・九州の各ブロック大会で優秀な成績を収めた53チームが登場した。濱島さんは「全国各地から予選を勝ち抜いてきたレベルの高い大会で、簡単には金賞を獲れないという気持ちがあったので、4チームすべてが金賞を頂けて、とてもありがたいことです」と喜びを表した。
4チーム総勢52人での挑戦となり、濱島さんは「講師が何かを一方的に教えるというより、お互いの気持ちをキャッチボールのようにやりとりしながら、作品を仕上げていくようなイメージだった」とチーム結成から5カ月間の練習を振り返る。時には最年少7歳の生徒でも「ここの振り付けはこうした方が良いと思います」と意見をする場面もあったという。
同コンクールは、ヒップホップやジャズといった現代的なリズムのダンスを、5人以上40人程度までのチーム編成で演技し、審査員による採点で競われる。高得点を得るにはダンスのテーマに沿った振り付けや構成、チーム力等が鍵となる。
濱島さんはコンクールを終え、「子どもたちが悔いの残らないよう、やれる努力はすべてやって大会に臨んだ。金賞に選ばれた時の子どもたちのはじける笑顔と感動の涙は、指導者にとっても忘れられない宝物です」とコメント。そして、「サイ・ダンスフィールドを応援してくださる多くの方たちの愛が集まったからこそ、4チームで金賞を勝ち取れた気がします。本当にありがとうございます」と感謝の気持ちを表した。
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