座間市と友好交流都市を結ぶ福島県須賀川市で420年以上続く、日本三大火祭りの一つ「松明あかし」に、座間で制作した松明で参加している市民団体「座間あかまつ会」(濱野真一会長)はあす4日(土)、完成した高さ8メートルにもなる大松明を須賀川へ搬送する。同会が座間の松明で参加するのは5回目、祭りは11月11日(土)に開かれる。
同会の活動はこれまで、同会のメンバーを中心に地域の小学校やPTA、各団体などの協力を得ながら松明の制作を行ってきた。今年も10月8日に作業を開始、相模が丘小学校と同校PTAの協力のもと、竹と金具を使い高さ8メートルほどの松明の骨組み作りを行った。同時に松明に詰め込む茅の収穫も実施した。
22日には、茅をすべて詰め込み大松明は完成。同時に松明にかける垂れ幕を2枚作り、文字描きも行った。垂れ幕には「座間あかまつ会」と参加に協力する団体である「須賀川JC座間JC」の名が書かれている。
そして、11月3日には栗原小学校のPTAまつりで用意された座間青年会議所の教室で、垂れ幕の文字入れと、当日PTAまつりに参加した子どもや大人たちの手形も復興と友好の証として付けられた。
また、10月15日には相模が丘小学校の祭り内でもブースを設置、児童が書いた短冊も松明に張り付けられるという。
同会の濱野会長は「座間で大松明を制作するために多くの方々のご理解とご協力があってこそ実現できることを感謝するとともに、座間の関係者の方々の心の広さや温かさを切に感じながら活動をしております。また、5年続けることにより須賀川の方々も我々をお客様から友人、同志へとその距離が変わってきた感覚があります。復興と友好の思いを須賀川の空へ昇華して参りたいと思います」と話した。
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