相模中学校女子ソフトテニス部出身の安土月乃さん(相模が丘在住/川崎市立橘高校)がこのほど、愛媛県で行われた第72回国民体育大会(えひめ国体)ソフトテニス・少年女子に県代表の主将として出場した。安土さんはダブルスで活躍し、3位入賞に貢献した。
橘高でも主将を務める安土さんは「熱い気持ちを持っている」と監督から主将に指名された。県内のトップが集まる代表チームに「みんな技術は高いんだけど、元気がなくて最初は戸惑った」と振り返る。通う学校が違うということで、言いたいことが言えない環境のなか、「どうしたら1つのチームになれるかすごく考えた」という。
それからは、練習後に選手同士のミーティングを繰り返し、時には選手同士が家に泊まりあったりして次第に心が通じ合っていったという。
ダブルスで活躍
「日本一」を目標に臨んだ国体。2回戦から出場した神奈川県チームは大分県と対戦した。安土さんはダブルスの1番手として出場し先勝すると勢いづき大分県に勝利した。3回戦は昨年敗れた広島県と対戦、リベンジをかけての試合となったが安土さんペアの活躍などで勝利した。
順当にベスト4まで勝ち進んだものの、三重県との準決勝では惜敗。安土さんは3本目のダブルスに出場し、勝てば決勝進出だったが苦杯をなめた。しかし、和歌山県との3位決定戦に臨んだ神奈川県チームは安土さんが再び活躍し、ダブルスで勝利、見事第3位に輝いた。安土さんは「苦しいこともあったけど、チーム一丸で戦えてよかった」と話している。
部活動は引退したが、大学進学を希望しており、もちろんソフトテニスを続けるつもりだ。「今回は日本一になれなかったので、大学で絶対に日本一になりたい」と安土さん。新たな目標に向かってこれからも突き進む。
座間版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|