相模が丘の緑道、仲よし小道「さくら百華の道」を健康維持のために毎週歩く「ゆめウォーク」が12月7日、初めて行われた。相模が丘第四自治会などの老人会「ゆめ倶楽部相模が丘」の笠間芳子会長ほか役員全員が発足人となり参加を呼びかけたもので、初日は約40人の地域住民が参加した。
ゆめウォークを企画した同会には、相模が丘4丁目・6丁目とマンションのカーサ自治会に住む60歳以上の男女75人が加入している。近隣住民が揃ってウォーキングをする機会を設けようと構想したのは、同会の前会長で相談役を務める高橋茂夫さん=人物風土記で紹介。
前期高齢者(65歳以上75歳未満)の医療費が一人平均18万円(年間)かかり、後期高齢者(75歳以上)になると、その5倍の90万円(同)に及ぶという話を耳にした高橋さんは、高齢者の医療費削減や健康維持を目的に開催することを笠間会長らに提案。三役会や役員会で承認され、役員20人が発足人として名を連ねた。
当日は90歳代の女性など約40人が参加。市健康部介護保険課や相模が丘地域包括支援センター、市社会福祉協議会の職員らが支援にあたった。笠間会長は「薬などに過度に頼らないためにも歩くことは大切なこと。皆さんが発足人の一員として積極的に参加して頂くことで、長く続けるようにしたい」と挨拶した。
毎週木曜日に開催
準備体操を行った後、約30分にわたって、仲よし小道を歩くと、発足人である鈴木八重子副会長は「先頭に立って歩いていましたが、みなさんの歩く速度が違うのでペースを揃えるのが難しかった。それでも、終わった後、皆さんすがすがしい顔をしていたので良かった」と話していた。
高橋さんは「老人会の会員に限らず、どなたでも参加してください」と話している。ゆめウォークは毎週木曜日の午後3時から開催する。年内は21日まで、年明けは1月18日から。集合場所は仲よし小道の南端で、さくらテラスの近く。参加費は無料。問合せは笠間会長【電話】046・251・9157。
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