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相武台南口商店会 今年は"黄色い粉" 小学生とヒマワリの花びらで街おこし
相武台南口商店会(戸津信義会長)と相武台東小学校(黒川裕行校長)の6年生が先月30日と今月3日、製粉したヒマワリの花びらから身近な物を作ろうと、栗原の畑でヒマワリの花摘みを行った。これは同商店会が2006年から取り組んでいるヒマワリによる街おこし事業の一環。 市の花ヒマワリを使った地域の活性化を目的に5年ほど前から、相武台東小学校の子どもたちとの共同事業に取り組む同商店会。栗原の畑で毎年ヒマワリを栽培しており、収穫した種や茎などはこれまで同校の授業で和紙やあめ玉といった身近な物の創作や、バイオディーゼル燃料の材料として活用してきた。
今年は「花びらから色素〜食べられるヒマワリ開発〜」をテーマに花びらの製粉に挑戦。今年4月に種植えし現在満開に咲いている栗原の畑で、先月から今月の2回にわたり同校生徒らが300本ほどの花摘みを行った。生徒らは汗をかきながら必死に作業を進め、およそ1・5キロの花びらを摘み取り、製粉に適したものをより分けた。
その後、商店会を代表して事業を進める松橋淳郎さん(相武台)が、知人の紹介で乾燥・製粉機を開発する山形県の会社へ製粉を依頼した。
製粉を請け負った株式会社MSDによると、花びらは18時間の常温乾燥によりおよそ100グラムに減量し、1時間ほどで製粉。今月上旬には製粉が完了する予定だ。同社代表取締役の武田章さんによると「ヒマワリの製粉は今回が初めて。全国的にも珍しいのでは」と話す。
子どもの研究材料に
製粉された花びらは、2学期以降に同校の総合的な学習の時間で、創作や研究の材料に使われる予定。松橋さんによると「混ぜたりまぶしたりして食品や物品などさまざまな用途に使えると思う」という。先月、商店会が同校と相模野小学校(吉川俊彦校長)の生徒に行ったアンケートでは製粉した花びらの使い方に絵の具、入浴剤、石けん、マニキュアの原料などが挙がった。
松橋さんは「子どもたちの発想は大人にはまねできない。自由な研究の材料に使ってほしい」と話し、相武台東小学校の担当職員は「これからもヒマワリで街づくりをする伝統を築いていきたい」としている。
注目される商店会
同商店会は昨年、神奈川県内で地域活性化のため尽力している商店街を表彰する「第1回かながわチャレンジ商店街」(主催/神奈川県)で大賞を受賞。ヒマワリを使った地域ぐるみの街おこしにより商店街が活性化している点は、市内外から注目を集めている。
花摘みの様子