市が昨年4月、商工観光課内に「ざまロケーションサービス」を開設してから1年がたつ。市内のロケ撮影に関する総合窓口として開かれ、市HP内には専用ページも設けられた。今年度の撮影許可件数は12件(17日現在)。昨年度の1件から大幅に数を伸ばした。
ざまロケーションサービスは、ドラマやCM、その他ロケ撮影希望者への対応窓口として設置された。メディアから要望のあったロケ地などとの調整役を担い、必要に応じて撮影への立ち会いも行う。
現在、専用ページでは市内23カ所の公共施設の受け入れ条件などを掲載。今は民間施設等との連携は取られていないが、将来的には検討したいとしている。
「銭の戦争」等ドラマロケも
市によると、今年度は連続テレビドラマをはじめとするTV撮影の依頼が増加。関西テレビ放送の「銭の戦争」(主演=草彅剛・2014年11月撮影)を皮切りに、テレビ東京の「太鼓持ちの達人(主演=手塚とおる・2015年1月撮影)やEテレの「おとうさんといっしょ」など、ドラマやTV番組の撮影依頼が相次いだ。問合せの総数は35件に上り、うち12件に撮影の許可を出したという(未撮影のものも含む)。
来年度も予算化せず
市のPRを目的に始められた同事業。開設にあたり、市が昨年計上した予算は0円だった。情報発信は市HP内に自前で専用ページを作り、広報物等は作成していない。市商工観光課は「大きく予算を取って、ということは考えていない。2015年度も予算化はせず、できる範囲でやっていきたい」と話している。
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