座間市教育委員会はこのほど、芹沢公園にある地下壕の案内板を再整備した。
地下壕は第二次世界大戦中、軍需工場「高座海軍工廠(こうしょう)」(現在の東原周辺)を空襲から守り、一部機能を移転するためにつくられた。1990年に歴史を記載した案内板が設置されたが、近年は経年劣化により文字が読みにくくなっていたという。
新たな案内板には歴史解説に加え、地下壕で発見された火山灰地層「箱根東京軽石層」についても紹介されている。約6万6千年前に起こった箱根火山噴火の際、火砕流がこの地を通過したという調査結果をまとめたもので、市生涯学習課担当者は「老朽化による再整備を機に、調査内容を市民に公表できれば」と話している。
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