神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
座間版 公開:2017年4月7日 エリアトップへ

保育園や小学校などでごみ分別の啓発講座を行っている 佐藤 大輔(たいすけ)さん 明王在住 42歳

公開:2017年4月7日

  • LINE
  • hatena

ごみ分別 楽しく伝える

 ○…子どもたちにごみ分別の大切さを学んでもらう出張講座「わくわくエコあそび」を、クリーンセンター啓発事業担当として取りまとめる。手人形での聴衆とのかけあい、ペットボトルのキャップを使ったモザイクアートなど、楽しく学習できるよう工夫している。「子どもの喜ぶ顔が見たい。みんな苦労と思わないで準備していますよ」。時には4千を超えるペットボトルキャップに穴を開けることも。日々の業務の合間を縫って準備を進める。

 ○…川崎市麻生区出身。小学1年生の頃に東原へ越した。「サッカーや野球と近所で活発に遊びまわっていた」と少年時代を懐かしむ。クリーンセンターでは臨時作業員として20歳から働き始めた。「みんな面倒見がよくて家族みたいなもの。一緒に仕事したい」と思い、25歳で正規採用に。収集車でのごみ収集はもちろん、2014年から始まった出張講座ではリーダーシップを発揮している。目標は、NHK教育テレビで「できるかな」を担当した「ノッポさん」だ。「子どもの頃楽しく見ていた記憶がある。あんな風にできれば」と趣向を凝らす。

 ○…家に帰れば3人の子を持つよき父親に。休日は一緒に寝そべってまったりするなど、幸せな時間を過ごす。子どもの頃にやってみたかった剣道を6年前、長男と一緒に始めた。「高校生が相手だから大変」と苦笑いするも「3段はとりたい」と昇段をめざす。

 ○…啓発事業は4年目に差し掛かる。「最初の3年は新しいもの見たさでいいねと言ってもらえるが、4年目は通用しなくなる。ここからが勝負」と気を引き締める。「ごみは汚い、臭いというイメージを変えたい」。その思いが実を結び、最近は収集車に向かって手を振ってくれる子どもが増えてきた。「ちゃんとしたものを用意すれば、子どもたちは純粋に反応してくれる。日本一いい講座を届けたい」。子どもから市民全体に思いを広げる。

座間版の人物風土記最新6

笹岡 泉さん

フェイスブックページ「We Love Zama」のタウンリポーターを長年務める

笹岡 泉さん

緑ケ丘在住 70歳

1月31日

松田 恵三さん

28日(火)まで行われている第3回「座間市民写真展」の実行委員長を務める

松田 恵三さん

栗原中央在住 80歳

1月24日

永野 貴義さん

高座クリーンセンター環境プラザの施設長として施設の情報発信に力を入れる

永野 貴義さん

46歳

1月17日

増田 修孝(のぶたか)さん

1月1日付で(一社)座間青年会議所の理事長に就任した

増田 修孝(のぶたか)さん

栗原中央在住 38歳

1月10日

出口 有加さん

市内で出版社「犀(サイ)の工房」を営む

出口 有加さん

四ツ谷在住 38歳

1月1日

徳永 誠さん

座間市立市民交流プラザ「プラっとざま」の所長を務める

徳永 誠さん

座間市在勤 57歳

12月13日

あっとほーむデスク

  • 11月8日0:00更新

  • 11月16日0:00更新

  • 4月20日0:00更新

座間版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2020年1月31日号

お問い合わせ

外部リンク