第56回神奈川県警察柔道・剣道大会が4月10日、神奈川県警察学校(横浜市栄区)で行われ、座間警察署の剣道選抜メンバーが過去最高となる準優勝に輝いた。
各署が選抜メンバーを揃え、トーナメント制の団体戦で競うこの大会。署員数に応じて柔道・剣道それぞれ3部門に分かれて行われる。座間署の剣道チームは、18チームが参加した署対抗B組に出場した。
鍛錬実を結ぶ
剣道助教の松田和寛巡査部長が指導者となり、選りすぐりのメンバーをそろえた同署。署員のバックアップもあり、十分に練習を積んで大会に臨んだ。
初戦の緑署を2対0で破ると、2回戦の磯子署との対戦も2対1で勝利。海老名署との準々決勝は、1対1で大将戦までもつれる熱戦となった。大将の松田巡査部長が見事勝利を収め、準決勝に駒を進めると、勢いそのままに青葉署相手に4対0と快勝。決勝進出を果たした。
港南署との決勝は、次鋒が勝利しリードするも副将戦で惜敗。再び1対1で大将戦に命運を託すことになった。相手の大将は、県警の武道館で日々修練を積む特練員。剣道のプロフェッショナルを相手に健闘するも敗れてしまった。
松田巡査部長は「ここまできたら優勝したかった。普段の業務を支えてくれた同僚のおかげです」とコメント。共に戦った署員は「細かいところまでフォローしてくださって、とてもやりやすかった」と松田巡査部長に感謝した。
次なる目標は大会での優勝だという。松田巡査部長は「日々の訓練で気力体力ともに充実させ、日々の業務に活かすことで市民に還元できれば」と話した。
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