全国高等学校総合体育大会サッカー大会神奈川県予選準決勝が6月17日、相模原ギオンスタジアム(相模原市南区)で行われ、座間高校サッカー部が日大藤沢高校に0対1で敗れた。インターハイ出場へあと一歩届かなかったものの、公立高校で唯一となる県ベスト4の好成績を収めた。
決勝進出を果たした2チームがインターハイ出場権を手にする大会。関東大会予選で準優勝だった座間高はシードで出場した。2回戦は日大高校を相手にPK戦の末制し、準々決勝の横須賀総合高校戦は4対2で勝利。全国への切符をかけて、今年5月にリーグ戦で惜敗した日大藤沢高校と再び激突した。
試合は一進一退の攻防が繰り広げられた。前半17分、座間高が左サイドからチャンスを作るも、ゴールには結びつかず。攻め込まれる展開が続いたが、堅い守りで得点を許さなかった。
試合が動いたのは後半32分。日大藤沢高のパワープレーに押され、ゴール前でのミスを契機にヘディングでシュートを決められた。最後まで攻める姿勢を見せるも決定機を作ることができず、惜しくも0対1で準決勝敗退となった。
佐藤英幸監督は「最後まで攻めきれなかったが、ここ数試合で最高のゲームだった」と選手をねぎらった。
キャプテンとしてチームを引っ張った和田悠汰選手は「日頃の取組みの甘さが出た。全国出場の難しさ、ワンプレーの重さを改めて知ることができたのが収穫。この経験を活かしてレベルアップし、選手権出場を果たしたい」と前を向いた。
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