座間市商店会連合会の今年度総会がこのほど行われ、内藤和美氏(座間駅前商店振興会/(株)リアルプロジェクト代表)が新会長に就任した。5期10年間、会長を務めた中島祐安氏が退任し、10年ぶりに新会長が誕生した。内藤会長は「関係団体と連携して、地域経済を盛り上げていきたい」と語った。
市商工会館で先月開かれた同連合会第41回通常総会で新会長に選出された内藤会長は6月13日、戸津信義副会長と会計の石黒宏昭さんらとともに、市役所市長応接室を訪れ遠藤三紀夫市長に会長就任を報告した。関吉実冶副会長は欠席。
内藤会長は県央地域や市内経済の現状について「工業は持ち直してきているが、商業の落ち込みが激しい。流通大手やインターネット通販などに顧客を奪われている。(市商連も)41年経って、時代に合わせた取組みを行っていかなくてはならない」と語った。
これに対し、遠藤市長は「商店街を見ても個性のある元気な店は賑わっている。事業に対する熱意と差別化を図る気持ちがあればお客さんは必ず来るはず」と話していた。
内藤会長は「行政を含め、観光協会や商工会など関係団体と協力して様々な事業を展開していきたい」と展望を語った。また、ひまわりまつりの開催に合わせて、(公社)商連かながわが実施する商店街観光ツアーへの参加も企画していることを明かした。
中島祐安前会長は勇退
2006年10月に会長代行を任された後、07年5月から10年にわたり会長を務めた中島祐安前会長(六道新栄会/中島青果)は退任した。今後は相談役として市商連をサポートする。
中島前会長は「会長を務めていた間の皆さんのご支援に対しまして、心より御礼申し上げます」と感謝の気持ちを表した。同時に「大型商業施設の出店や後継者不足など、商店会を取り巻く環境は厳しいが、優れた新体制に期待したい」と話していた。
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