北地区文化センターでこのほど、聴覚障害者との避難訓練が行われた。
同センターが手話サークル「星の会」(武藤敏明代表)と共に企画した「親子手話講座」の一環で実施されたもの。当日は手話を学ぶ親子24人と5人の聴覚障害者が訓練に参加した。
訓練は、同センターで地震が発生した場合を想定して実施された。子ども達は講座で自作した「筆談器」を使用。館内放送を聴覚障害者に伝え、同センター2階に開設した避難所まで誘導した。避難所では在住地ごとに分かれ、体調を崩した聴覚障害者に具体的な病状などを聞いていた。
講座は今年で9回目。本格的な避難訓練は今回が初めてとなる。筆談に挑戦した子どもは「字で伝えるのは大変だった」と話した。
同会の萩原まゆみさんは「体験してもらえてよかった。避難所には耳が聞こえない人がいるかもしれないということを覚えておいてくれたら」と呼びかけた。
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