最新号:2012年2月 3日号
2010年8月20日号
○…あつぎ鮎まつりの協賛事業として、「相模川灯ろう流しの夕べ」が始まったのは平成6年。平成11年から会長に。灯ろう流しは8月21日(土)の開催で16回目。もともとは鮎の霊を弔うためのイベントだったが、平成18年から時期をお盆明けに移し、今では先祖や亡き家族・友人、平和へ想いを馳せる機会として定着している。「先祖を大切にするという日本の古くからの風習を次の世代に大切に伝えていきたい。最近は親子連れが多くなった」と目を細める。
○…「灯ろうは人々の想いをのせている」。そう話す自身が想いを馳せるのは戦争で失った父のこと。自身も中学時代の思い出の半分は軍事教練。学徒動員され、厚木市内の軍事工場で軍用車をつくっていたことも。中学3年のとき終戦。「軍隊」「戦争」の文字を消した墨だらけの教科書を前に「何を学んだらいいのか分からなかった。考え方が変わった」と当時を振り返る。「皆」同じ考えというのが常識だったのが、「個人」に変わり当初は理解できなかったという。厚木地区遺族会会長でもある。
○…生まれも育ちも厚木。5人兄弟の長男。厚木小、厚木中(現・厚木高校)卒。一度は大学に進学したが、母に学費のことで迷惑をかけたくないと退学。米軍の軍事物資管理などを請け負う会社で人事担当を7年。妻とはこのとき出会った。その後、厚木自動車部品(株)(現・ユニシアジェーケーシーステアリングシステム(株))に勤務。昭和54年、厚木市議選に初出馬で当選。5期20年のうち、最後の2年間は厚木市議会議長を務めた。娘が2人、孫が2人。現在は妻と2人暮らし。
○…本が好き。いま、協議会の活動以外の時間は読書三昧だとか。家の中にある本はザッと2000冊以上。お気に入りの1冊は徳冨蘆花著『自然と人生』。初読は中学生のとき。「欲はよくないこと」「人のために我を活かす」蘆花のメッセージはいつも心の中だ。