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2校のハーモニーで銀賞

南毛利中・藤塚中の合同合唱部
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2010年8月20日号

両校合唱部のメンバー
両校合唱部のメンバー

 厚木市立南毛利中学校と藤塚中学校の合唱部の合同チームが8月6日、第77回NHK全国学校音楽神奈川県コンクールに出場し、銀賞に輝いた。

 合唱部のある中学校は市内でこの2校だけ。現在の部員数は南毛利中が28人、藤塚中が7人。最近までは部員数が減少の一途をたどり、まさに廃部寸前だったという。

 変化のきっかけとなったのは昨年の同コンクール。課題曲は、南毛利中OGでかつて合唱部部長だった吉岡聖恵さんがボーカルを務める「いきものがかり」の曲。その縁でメンバーが同校を訪問し、後輩たちを激励。これをきっかけに部員数も増え、顧問同士で交流のあった藤塚中の合唱部とともに活動を始めた。

 普段は各校で練習し、2校合同で練習できるのは週1回。「息の吸い方や発声の強弱が1週間で変わることがあるので大変」と藤塚中の斎藤美紀部長は話す。

自分の殻を破る気持ちで

 コンクールでは課題曲である大塚愛さんの『I♥×××(アイ・ラヴ)』と、自由曲として『無伴奏女声合唱のための「南島歌遊び」その2「伝説」から「嗚咽」』の2曲を歌った。中でも課題曲は英語の歌詞が入るなど、合唱曲としては難しい曲。南毛利中顧問の石渡雅子教諭は「従来の合唱曲と違う分、曲に合った歌い方ができたのが良かったのだと思う」と話す。自由曲は奄美や沖縄を舞台に、雇い主から虐げられた女の心情を歌ったもの。「自分の殻を破るような気持ちで歌いました」と南毛利中の平塚夕貴部長。

 惜しくも金賞は逃したが「人数も少なかった私たちが、参加2年目で銀賞をもらえたのはうれしいこと」と両部長が声を揃えるとおり、結果には満足した様子。すでに次のコンクールに向け動き出している。

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