東日本大震災で被災した小学生を支援しようと、南毛利小学校PTA6学年委員が中心となって3月30日と31日、児童たちが愛用してきたランドセルの提供を同校で呼びかけ、合計98個が集まった。
この取り組みは6年生の保護者が、千葉県に工場を持つランドセルメーカーが中古のランドセルを集め、きれいに磨いてから被災地の子どもたちに届けようと準備を進めているニュースを見たことで、同校でも寄付を呼びかけようと実施したもの。6学年委員が話し合い、卒業式が終わった25日ごろから連絡網やメールを使って寄付を募った。
両日は卒業したばかりの子どもたちや保護者、地域住民などがランドセルを持って同校に集まった。子どもたちは梱包したダンボールに「がんばってください」「応援しています」「あきらめないで」などとメッセージをマジックで手書きし、31日にメーカーに発送した。また、鉛筆やノートなどの文具のほか義援金6万2461円も集まり、募金はランドセルメーカーとNPO法人リヴォルヴ学校教育研究所へ送金する予定だという。
活動に参加したPTAの役員、味戸智佳さんは「形に残るもので支援でき、子どもたちも自主的に参加してくれたので良かった」と話した。
さらに、PTA6学年委員長の梅原幸子さんは「短期間でどうなるか不安だったが、大勢の人が協力してくれて嬉しかった」と振り返った。
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