YMCA健康福祉専門学校 被災イチゴ農家を支援 宮城県山元町へ学生を派遣
YMCA健康福祉専門学校(厚木市中町・小林一郎校長)の学生・教員ら73人が、6月7日から10日までの4日間、東日本大震災で被災した宮城県山元町で復興支援のボランティア活動を行った。
山元町は県南部の海沿いにある人口約1万5千人の町。津波により海岸沿いの6行政区が水没し、5月の時点で死者・行方不明者が740人、家屋2000棟以上が全壊。海沿いの地区はいまだ避難指示が続いており、1000人以上が避難生活を送っている。
同校が所属する横浜YMCAでは4月末から同町のほか、南三陸町に学生らボランティアを3回に渡り派遣。今回は同校の1年生が中心となり、再度山元町を訪れた。
現地では津波によって大きな被害を受けたイチゴ農家を支援。ビニールハウス内に残った泥の片付けを行った。また、現地の人々から今後のニーズについて聞き取り調査を行った。
リーダーを務めた1年の齋藤龍太さんは「被災地の現状を目の当たりにして、いろいろなことを学べた」と感想を話す。サポートメンバーとして同行した城戸映理子さん(2年)は4月末にも山元町で活動を行った。「瓦礫の撤去が進んだところもある一方で、町民に地域の情報が入ってこないなどまだまだ問題が山積みだと感じた」と述べた。
作業以外の時間では地元の人が差し入れをくれるなどの交流もあったという。「山元町のことを忘れないで、と言われたのが印象に強く残っている」と城戸さん。
同校では、今後も継続的な支援をしていきたいとしている。
|
|
|
|
|
|
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
|
<PR>