工芸大マンガ学科 学生が描く似顔絵が人気 市内のイベントに参加
東京工芸大学(若尾真一郎学長)のマンガ学科に通う学生らの「マンガ似顔絵チーム」が、市内のイベントで活躍している。
7月に元町の夏祭り、8月に東町で行われた小江戸まつりに参加。多い日で、一人30人ほどの依頼がある人気ぶりで、特徴をとらえた似顔絵が幅広い年齢の人々を楽しませている。
チームは、昨年春に結成。同学科の細萱敦准教授が、似顔絵の仕事の依頼を受け学生を募ったのがきっかけ。5・6人で始まったが、現在は10人ほどで活動している。部活動やサークルではないので、練習は不定期。イベントが近づくと集まり、腕を高め合っている。
細萱准教授は「マンガ学科の学生なので、特徴をデフォルメするマンガ的な似顔絵を描いています」と説明する。ポイントは線を少なくして早く描くこと。客を待たせず喜ばせるには、技術が必要だ。お客さんとの対話も学生にとって良い勉強になっているという。
同チームは今後、10月に行われる学園祭、また、11月に行われるあつぎ国際大道芸で似顔絵を披露することが決まっている。
似顔絵でマンガ修行
プロの漫画家を目指す学生にとって、似顔絵は絶好の人間観察の場のようだ。
部長を務める山本航さん(4年生)は、高校生のころから似顔絵が得意で、チームにはメンバーから誘われて参加。「人それぞれ特徴があって、表情を見るのも描くのも楽しい」という。また、韓国人留学生のベ・ソルジさん(1年)は「いろいろな顔の人を観察できることが面白い。とても勉強になる」と話し、技術向上に役立てている。
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