横内謙介の劇場シアター談義 ―8―
厚木ジャズ祭はえらい
愛媛『坊ちゃん劇場』でのミュージカル製作と、新作『つか版・忠臣蔵』の準備に追われて、連載をサボっておりました。シアター談義、復活します!今回は5月13日厚木市文化会館で開催された『厚木ジャズ祭2012』のこと。県央地区のアマチュアビッグバンドが集結して、それぞれの腕を競い合う三時間のイベントですが、盛り上がりがスゴかった。大ホールが満席です。今年で7回目だったそうですが、小ホールから始めて徐々に観客を増やし、大祭典に発展したのだそうです。
普段は会社員とかのオジサン、オバサンたちが、この日だけは衣裳を揃えて、粋なジャズ奏者に変身です。皆さんキャリアと実力があり、心地良いスイングでノセてくれます。アマだと思ってナメたらいけません。そして何しろカッコいい。
徒に若者のお尻を追わず、成熟した大人の街・厚木を目指すべきだと常々訴えている私としては、ここに最高のお手本たちがいたという発見でもありました。ジャズと言えば横浜というイメージですが、この盛り上がりを見れば大鉱脈です。厚木ブランドとして売り出したいと思った、大人たちの輝くステージでした。
劇作家・横内謙介
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