厚木市が取得を予定する旧厚木パルコ(厚木パークビル)を、「(仮称)あつぎ元気館」として整備するため、活用方法などについて考える検討委員会(田丸重彦委員長)はこのほど、基本計画の素案となる提言書をまとめた。
8月22日には田丸委員長と大久保盛造委員長職務代理の2人が市役所を訪れ、小林常良市長に提言書を手渡した。
この日、田丸委員長はこれまで8回にわたって行われた会議の経過や、元気館の基本コンセプト、導入機能などについて説明した。
提言書には、子どもから高齢者まで、あらゆる世代が交流できる施設として、【1】文化・芸術、生涯学習機能の導入【2】商業施設の導入【3】中心市街地における公共施設の最適化・効率化―の3つを施設整備の基本とし、「誰もがワクワク楽しくなる施設」として、次世代にわたって交流が持続することをめざす基本コンセプトが盛り込まれた。
また、中心市街地の核となるにぎわいのある施設整備をめざすため、【1】交流を創出する施設構成【2】既存施設の有効活用【3】ONLY ONE@厚木の整備・誘致【4】民間事業が成立する施設構成【5】防災・災害対策拠点となる本庁舎との連携【6】情報の自由な受発信が可能な情報インフラ整備【7】地球環境・自然エネルギーに配慮した施設整備と維持管理―の7つの方針を設定。映画館をはじめとする既存施設の有効活用や、元気館にしかない施設導入の検討などを提言している。
提言書は厚木市のホームページで確認することができる。市は今後、提出された提言書をもとに基本計画を作成。9月中旬から下旬にかけてパブリック・コメントを募集する予定。
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