活動報告 予算委員会登壇！ 自由民主党 神奈川県議会議員山口たかひろ
本年度は地震等の災害にいかに対応するかを念頭に老朽化した県内の橋梁やトンネル、県営住宅等の耐震問題、居住環境整備等の人命にかかわるインフラ課題を整備、議論するため建設常任委員会に所属し、日本・神奈川の新たなエネルギーや再生エネルギー施策を調査・研究するエネルギー政策調査特別委員会、そして最も重要な一年間の県政の在り方を決める『予算委員会』にも就任しております。
予算委員会質疑
自民党を代表し、今回は福祉に特化し補正予算の審議を致しました。
『ひとり親家庭など生活困難世帯への支援』では経済的に困難を抱えるひとり親世帯について、自宅で仕事をしながら子どもを長時間保育することなく就業できるための支援について質疑しました。
ひとり親家庭では、児童の養育や健康面の不安など生活の中に多くの問題を抱えています。養育する親が就業できなければ、さらに経済的な困難まで抱えるリスクが高まり、ひいては「負の連鎖」といったより深刻な問題にもつながるのではないかと危惧しています。
以前にご主人を亡くされた市民の方から『ひとり親でも子どもと一緒に現在も未来も不安なく住みやすい環境にしてほしい』といった切実な思いのお手紙も頂きました。市民の切実な思いを胸に黒岩知事に、ひとり親家庭など生活困難世帯に対する総合的な支援を強く要望しました。
『障がい者の自立支援対策の推進』については障がい者の方が自立して地域の中で暮らしていくことを推進するためには、経済的な支援も重要でありますが、健常者と同じく街に出かけ買い物、観光を楽しむなど人生を豊かに暮らしていけるようにすることが大切であります。
それには、街中や各種施設において、できるだけストレス無く好きなところに移動できるように、道や床の段差をなくしたり、階段の代わりにゆるやかな坂道を作ったり、エレベータのボタンなどに触ればわかる印をつけたりする、いわゆるバリアフリー化を進めていくことが非常に重要であります。こうしたバリアフリーのような有益な取組は不断の努力でさらに拡大していくべきであり、それが本当の意味で開かれた社会、障がい者の自立のためにも、障がい者自立支援法に基づく基盤整備を強く要望しました。
次回、予算委員会は平成25年度の予算審議です。皆様の税金が暮らしの安心安全のため社会保障、県土整備等に有効に使われるようしっかり審議致します。
予算委員会で知事との論戦
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